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相続対策ってなにをすればいいのか?

2016.08.11 | お知らせ

相続対策としては、主に以下の3つに大別出来ます。
1.「争族」対策
2.納税対策
3.節税対策
相続対策というと、つい「相続税」対策と考えがちですが、実際はそうではありません。節税を第一に考えるとうまくいかない場合があります。
先ず考えるべきは「争族」対策です。「家族全員仲がいいから、うちに限って相続でもめることはない」と考えがちですが、その思い込みは危険です。
実際、両親のどちらかが健在の時は、家族はもめないものです。しかし、その後の二次相続で親族間の争いが起きるケースが多いのです。「争族」対策は、そのとき限りの対策ではなく、二次相続まで見越して考えましょう。
家族間の争いを避けたいのであれば、遺言書を作成することをお勧めします。これが最も効果的な「争族」対策といえるでしょう。
続いて納税対策です。相続税を支払うとなると現金が必要になります。しかし、家族間ではなかなか「現金をいくら持っているか」という話はしないものです。相続対策の一環として、両親だけでなく息子、娘も含めた一族の財産額を把握する必要があるでしょう。
ここで財産や負債について隠したりするとしっかりした対策になりません。確かな財産額を専門家に伝え、納税対策を考えましょう。
両親の現金が潤沢なようであれば、生前贈与を検討しましょう。一方、相続税の納税資金が不安な場合、生命保険の活用を考えましょう。
「争族」対策と納税対策を考えたら、次に節税対策です。主に、以下の対策が考えられます。
①課税財産8(プラスの財産)を減らす。
②マイナスの財産を増やす。
③法定相続人を増やして、基礎控除額を増やす。
④税額控除、特例を活用する。

相続が発生してからでは、できる対策は限られてきます。一方、相続の事前対策を済ませておくと、親族同士の骨肉の争いを防ぐことができ、相続税を大幅に削減できる場合があります。相続対策は、どれがベストか人それぞれです。

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